DreaManager 2011
夢の管理人
テレビの勧善懲悪の映画を見ながらいつの間にか眠りについた
背後のささやきに誘われて こらしめるべきクラスメイトは
仲良しの友人であった
なにが正しい事で秩序なのかわからないこの世界では
太陽が昇る夜に人は嘘という真実を会話し始める
夢か現実の世界かわからない境界線で
テレビのニュースが殺人事件を伝えていた
私は人を殺したのかと犯人が供述している
曖昧な記憶や時間の中に存在している
私の中に潜む悪魔は 朝を迎えると天使と変わる
※ とある人の夢を忠実に作品化した シリーズ作品 文は作家でイメージした